今の仕事よりもっと楽な仕事ないかな~
そういえば事務の仕事って
楽そうだけど実際どうなの?
こういった疑問にお答えするブログです。
客観的データから見る事務職の現在と
実際に営業職から事務職に転職した経験から
まず結論をお伝えすると……
「事務職はやめとけ!!」
その理由をお話していきます。
客観的データから見る事務職の現在から やめとけとお伝えする理由はコチラ。
実際に事務職として働いて やめとけとお伝えする理由はコチラ。
- ミスすると大変なことになる。
- 仕事が単調で飽きてくる。
- 人間関係がつらい。
それではひとつずつ解説していきます。
目次
客観的データから見る事務職の現在から やめとけとお伝えする理由
そもそも求人が少ない
意外に思うかもしれませんが、
事務職の求人は圧倒的に少ないのが現状です。
やはり「事務職=楽、簡単」という
イメージが先行しているのか
募集人数が少ない状況に対して、
志望する方の割合が多いようです。
2023年に厚生労働省が発表している
「職種別有効求人・求職状況(一般常用)」
によりますと、
一般事務員の求人倍率は
なんと0.44倍!!
ひとりに対して
1社の求人もない!!
まず事務職の就職自体が
狭き門と言えるでしょう。
将来性を考えるときびしい
たとえ低い倍率を勝ち抜き、
晴れて事務職に就けたとしても
将来性を考えると
非常にきびしい現実が待っています。
目まぐるしく進化するITによりAI化が進み、
事務職の仕事が奪われる可能性が
非常に高いからです。
野村証券とオックスフォード大学の共同研究により
「日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能等で代替可能に」なると
発表されています。
国内601種類の職業のなかでも
代替可能性が高い100種類の職業に
「一般事務員」が入っています。
実際に僕が働いている会社でも
今まで事務員さんに
手続きしてもらっていたり、
処理してもらっていたものが
PCでダイレクトに処理できるようになりました。
AI化はすぐそこまで来ているように感じます。
実際に事務職として働いて やめとけとお伝えする理由
ミスすると大変なことになる
請求書などの各書類、
入出金の管理など地味ですが
ミスすると大変なことになる仕事が
事務職には多くあります。
事務で管理する書類の中には
「法定保存文書」と呼ばれる
法律で定められた期間保存することを
義務付けられている書類があります。
請求書や契約書などよく見かける書類もそうですが、
ずさんな管理をしていると法律違反に
なりかねません。
お金のミスは……
皆さん想像つきますね。
「お金が合いません。」
なんてことになったら
合うまでお家に帰れません。
「他の仕事と比べたら責任が軽そう」
と思っている方は大間違いですよ!
僕のようなズボラな方は
悪いこと言わないのでやめておきましょう。
仕事が単調で飽きてくる
重要な仕事も多い事務職。
とはいえ
業務自体は単純作業のくりかえしなので
慣れてくるとだんだん飽きてきます。
目標もない、ノルマもない。
ですが達成感もありません。
営業職から転職した僕自身
3ヶ月もすると物足りなくなってきたのが
正直な感想です。
少しでも仕事にやりがいや
達成感がほしい方、
自分で目標を立てられない方は
他の職を探したほうが後悔しないと思います。
人間関係がつらい
人間関係はメチャクチャ疲れます。
正直つらい……
勤務時間中ずっと顔を合わせているので
合わない人と一緒になると
もう地獄ですし
僕のような男性が事務に入ると
もともと事務職自体女性が多い職場なので
肩身が狭いのうえに
皆さん気が強い……
僕は違う職種で二度ほど事務職を経験したのですが、
(二度目は営業志望で転職しましたが、
業務を覚えるため数か月事務を経験しました)
どちらの職場の女性も皆さん気が強かったです。
もともと気が弱い僕には
ストレス強度が高い職場でした。
おそらく女性の方でも
人によっては大変だろうと思います。
転職活動中の方で
前職の退職理由が人間関係だった
という方は事務職はやめておきましょう。
まとめ:それでも事務職を目指す方は 向いているか考えよう
事務職はやめとけという理由を解説してきました。
客観的データからやめとけという理由はコチラ。
実体験からやめとけという理由はコチラ。
「楽そうだから」という理由だけで
事務職に就いたら絶対後悔します。
それでも目指す方は、自分が本当に向いているか
考えてみましょう。
僕が考える事務職に向いている方は
さんざん事務職はやめとけとお伝えしてきましたが、
最後にひとつだけ良いことをお伝えします。
事務職でもキャリアアップは可能です。
実際僕の知り合いに
パート事務員で入社して
管理職までキャリアアップした方が
いらっしゃいます。
少し前ですが
ブックオフコーポレーションの
社長を務めていた(現在は退任)
橋本真由美さんも
元はパートで入社された方でした。
事務職であれ
能力が認められれば
こちらの方々のように
キャリアアップすることが可能です。
事務職を検討されている方の
少しでも参考になれば幸いです。